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 素地肌を整えるため#120~#240程度の空研ペパーで研磨を行います。 
                    研磨後の粉等は、布できれいに拭き取ってください。 
                    ワックス・ロウ等がコーディングされている素地は、漆をはじいてしまいますので空研ペパー等できれいに研磨してください。 
(イ-1)目止めを行う場合 
                            素地自体が漆を吸い込みすぎて、色合い・艶等が好みの状態に仕上がらない場合に目止めを行います。一般的には、漆が染込めばより丈夫な素地が出来上がるため目止めは行いません。 
                            (イ-2)  着色を行う場合 
                            着色は、松煙・弁柄等の顔料と柿渋を適量混ぜ合わせて着色剤とし筋替刷毛で素地に2回程度塗布します。 
                            紅着色の場合はローダミンを、黄着色の場合はオーラミンを1%程度の水溶液にして使用するとよいでしょう。  
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